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「ヘリコバクター・ピロリ菌は2回検査しましょう」

2017.05.21 人間ドック

平成25年より胃カメラの際にヘリコバクター・ピロリ菌を保険で検査し、陽性なら除菌して胃がんを予防できるようになりました。

日本人はヘリコバクター・ピロリ菌の陽性率が高く、年齢と保菌率はほぼ同じです。
除菌による胃がんの予防効果は30歳代までならほぼ100%、
70歳代でも70%となり高いことがわかります。

検査は採血、検便、胃カメラの際の生検検査、呼気テストがあります。
簡便な検査である採血、検便で時期を置いて2度検査するのが望ましいです。それぞれの検査は精度が9割くらいで1割の方に見逃しがどうしても出るからです。
両方で陰性ならまずヘリコバクター・ピロリ菌が存在しないと考えてよいと思われます。

除菌は1次で成功しなかった場合は2次治療を受けることになります。いずれも保険が効きます。     2次までに98%が除菌に成功します。

検査は保険で1600円程の負担です。治療は1週間の内服薬で2000円程です。 (保険負担3割の場合)

日本では年間13万人以上が胃がんを発病し5万人ほどが命を落とします。
まずヘリコバクター・ピロリ菌を検査、除菌し、40歳を越えたら定期的に胃がん検診(バリウム検査、胃カメラ)を受けることが大切です。