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朝食を食べないと体では何が起きるのか

2014.06.27 食録

今20代の男性の7割が、成人男性の喫煙者の8割が朝食を食べない生活をしています。また食べたとしてもおにぎり、パン、果物などのいずれかのみで済ませている方が多く見られます。

朝食はバランスを考えてしっかり食べた方が健康にいいのですが、その理由を挙げてゆきたいとおもいます。

・朝食を取らないと午前中は低血糖になります。脳はグルコースを栄養に活動するので朝食を抜く方の午前中の能力は低下します。子供の学習能力が朝食を摂らないと2割低下するというデータもあります。

・低血糖の状態でも脳にはグルコースを供給しなければなりません。脂肪はグルコースに変換できないので筋肉(アミノ酸)を分解してしまいます。朝食を摂らないと筋肉が消費されてしまうわけです。

・朝食を取らないで午前中に低血糖になると体は血糖を上昇させる食品を求めます。それが炭水化物(糖質)です。ご飯、麺、パン、ジュースをおいしく感じて摂りすぎてしまうのはそのためだったのです。昼食後の血糖は朝食を摂らない場合高血糖になりやすいことが分かっています。食後の高血糖はメタボリックシンドロームの入り口です。

・脂肪が燃えるためにはグルコースの代謝産物のオキサロ酢酸が必要です。午前中に
低血糖になると脂肪が燃えにくくなります。朝食を摂ると体温が上がり代謝が上がります。

まとめると、朝食を摂らないと午前中の仕事の効率が下がり、筋肉が減り、脂肪が蓄積し、食後高血糖になり、脂肪が燃焼しにくくなります。

理想的な朝食は炭水化物、タンパク質、食物繊維、ビタミンをバランスよく調和させた物です。

例としては
和食ならご飯、焼き魚、味噌汁(野菜、わかめ、きのこ、貝などの具で)、漬け物、果物。
洋食ならパン、ハムエッグや目玉焼き、サラダ、ヨーグルト。

朝食は忙しい現代人は軽く見がちですが、摂らないと意外なリスクが潜んでいるんですね。