東京人間ドッククリニックの院長からご挨拶・プロフィール

東京人間ドッククリニックでは、単なる安心のための人間ドックではなく、生活習慣や老化によるリスクを積極的に回避し続けるためのツールとして活用していただきたいと思います。

人間ドック 受けっぱなしになっていませんか?

― 意味のある人間ドックとは ―

前回お受けになった人間ドックの結果や指示を覚えてらっしゃいますか。東京人間ドッククリニックでは、検査当日にできる限りの詳細な検査を行い、当日の結果報告、ご指導を気持ちのフレッシュなうちに行うのが特徴です。

人間ドックは日本人が命を失う直接の原因であるがんと動脈硬化性疾患の早期診断と予防、進行の抑制が目的です。望ましくは可能な限り詳細な検査を十分にして体の状態を把握することが大切です。それにはまず結果データの正しい理解が必要です。さらに、問題の有無、その程度、問題を放置すると何が起きるか。これについては担当する医師の役割となります。異常データがあったが何が問題でどう対処したらいいのか。他のデータとどう関連するのか。結果を踏まえての運動療法、食事療法、薬物療法。人間ドックを受けることとそれを生かすことがしばしばうまくいっていないようです。

東京人間ドッククリニックは、できる限りの詳細な検査だけではなく、結果についての十分な理解と対策の御提案をすることまでが、人間ドックであると考えています。

人間ドックは受けて終わりではありません。受けることは検査データをもとに生活習慣を見直して修正するスタートラインに立ったに過ぎないのです。

単なる安心のための人間ドックではなく、生活習慣や老化によるリスクを積極的に回避し続けるためのツールとして人間ドックを活用していただきたいと思います。

東京人間ドッククリニック
院長 三好勲


院長 三好勲1985年東京慈恵会医科大学卒業
1987年同大学第三病院外科学講入局
1998年神奈川県立厚木病院外科勤務
2003年東急電鉄東急病院外科部長
2006年町田市民病院外科担当部長
2011年西埼玉中央病院外科医長
2018年4月より東京人間ドッククリニック院長

大学付属病院時代は、肺癌・食道癌の手術・治療を専門に携わっておりましたが、後半は大学派遣病院にて一般外科・消化器外科の手術・治療を中心に臨床畑を歩んできました。

所属学会

日本外科学会専門医
日本消化器内視鏡専門医
日本胸部外科学会専門医
日本医師会認定産業医


※院長よりのお願いです

人間ドック受診の際には前回の他院の結果をお持ちください

初心の健診の際に前回の結果をお持ちいただくことは診察する医師にとって大きい助けとなります。

理由は以下の3つになります。

1、以前の受診時と比較することで各データの改善や増悪が分かります。

必要な場合に生活習慣の改善のご指導がスムーズにできます。特に当クリニックのように当日に血液検査の主な結果が出る場合は特に有効です。
血糖値、コレステロール、中性脂肪、肝機能、肥満度などは特に比較しやすいですね。

2、健診を受けるといろいろな病名が付きますが、それぞれの意味を理解するのは難しいようです。

表層性胃炎、萎縮性胃炎、逆流性食道炎、胃ポリープ、脂肪肝、胆のうポリープ、肝血管腫、腎結石、陳旧性肺炎症、ピロリ菌陽性、便鮮血陽性、心電図異常などです。

健診の結果では経過観察とか〇か月後に再検査等の指示が出ますが、問題の程度や具体的な対応を文章ではなく直接医師に質問いただけます。
結果の意味を把握しなければ受診の価値は下がってしまいます。

3、多くの方の健診をして感じることは、健診結果をよく読んでおらず、指示があっても放置される場合があることです。

コレステロールや中性脂肪、糖尿病の再検査の指示や治療を受けるように書いてあっても何もしていない方がおられます。
そんな場合はデータによって重要度の判断をさせていただき適切な指示を出すことができます。
結果が簡潔に記載していても詳細に書いてあってもよく読まない方が少なくないのです。

年齢や性別によって検査結果の意味や解釈は少し異なります。

受診の際に不明なことは遠慮なくお聞きいただければと思います。