がんドックの内容は、男女別に罹りやすいがんにおいて関連する腫瘍マーカーを測定するものです。
ご注意いただきたいのは、腫瘍マーカーが異常値を示すようになるのはある程度がんが進行してからだということです。
つまり早期がんでは通常は上昇しないので、がんドックだけを受けて正常範囲内でも安心はできないのです。
腫瘍マーカーを定期的に測定する利点としては、人間ドックで診断できる胃がん、大腸がん、乳がん、肺がんなどの代表的ながん以外に、診断しにくい卵巣がん、膵臓癌、原発不明がんなどを診断できる可能性が高まることが挙がられます。
あくまでも通常の人間ドック、がん検診を受けたうえでの付加的な検査とお考えください。
男性 | 女性 |
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CEA(胃、大腸、肺癌) | CEA(胃、大腸、肺癌) |
CA19-9(膵癌) | CA19-9(膵癌) |
AFP(肝癌) | AFP(肝癌) |
PSA(前立腺癌) | CA125(卵巣癌) |