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テニスを始めてみませんか

2020.08.23 ダイエット メタボリック・シンドローム 人間ドック 医学一般 新型コロナ感染症 運動療法

スポーツの中でテニスが最も寿命を延ばすことをご存じですか。

 

コペンハーゲンに住む8千人に及ぶ研究で、運動ごとに以下のような寿命伸展が見られました。

・テニス/9.7
・バドミントン/6.2
・サッカー/4.7
・サイクリング/3.7
・スイミング/3.4
・ジョギング/3.2
・徒手体操/3.1
・ジムでのエクササイズ/1.5   単位;年

 

https://forbesjapan.com/articles/detail/23088

 

これにはいろいろな理由が考えられます。

この研究の考察では2人以上で行うことで社会的交流があること、支えあいや信頼、共有する仲間の存在が寄与しているとしています。

 

実は私は3年弱前よりテニススクールに通って始めています。

きっかけは知人から誘っていただいたことです。

 

通ってみて気付いたのは、1レッスン90分の中で相当量の運動があることでした。

準備体操、短い距離での打ち合いから長い距離に移ります。ボレー、スマッシュ、サーブ、いろいろな陣形での打ちまわし。最後に試合形式でのプレーです。前後左右に走り回って、様々な方向や速度で飛んでくる球を打ち返し、また元のポジションに戻る。この繰り返しです。全身も頭も使ってパートナーと協力しつつ相手のミスを誘うスポーツです。

 

勝ち負けがありますからどうしても勝つ回数を増やしたくなります。

とすれば早く上達したいという欲が出てきます。

これがまず最初のモチベーションになるでしょう。

 

実は漫然とスクールに通っていても上達はしません。

球を扱う競技ですから、打った数が多ければ多いほど上達します。

壁打ちやサーブの自主練が必要になります。

探してみると結構近所に公営のコートや壁打ちの場所があります。

1クラスでの90分は決して短い時間ではありませんが、その中でフォアハンド、バックハンド、ボレー、スマッシュ、サーブを十分な量打つことは難しいのです。

また、それぞれに正しいフォームがあって早く身に付けるのがいいのですが、これもスクールで個々に十分な指導を受けるのは難しいと言えます。

 

そこで私がやっている方法をお伝えしたいと思います。

 

まず座学です。

いろいろな教則本や雑誌がありますがほとんど役に立ちませんでした。

プロや先生のフォームの連続写真や解説は初心者にはハードルが高すぎるのでした。

 

今一番お世話になっているのはYoutubeです。

動画はやはり圧倒的に動きが分かりやすいと言えます。

教則的なものや選手のお手本動画など内容は豊富です。

この1年で急速にテニスコーチや選手、経験者がYoutubeにテニスレッスンの動画を上げ始めています。

Youtubeからの報酬を得ることができますし、レッスンの勧誘、選手のサポートにもつながります。

様々なレベルに対応していますので選択肢が多いのもいいですね。

 

以下に私が参考にしているサイトをご紹介します。

 

1、スターテニスアカデミー

https://www.youtube.com/channel/UCfFBFTkvFcv8e42v4p8mpnA/videos

元日本のトッププロだった鈴木貴男選手を中心としたサイトです。

鈴木選手のフォームが標準的で解説が上手でわかりやすいのが特徴。

初心者の指導から、トッププロを招いてのショートゲームなど内容が多彩でどんどん面白くなってきています。

特にサーブとボレーの指導は優れています。

 

2、テニスのいなちん

https://www.youtube.com/channel/UCw4bOB61Sq9x83vsHkSYpqg/videos

自身の受けたスペイン方式を軸に極めて詳細に多くの動画を上げています。

ちょっと解説がくどい傾向はありますが、すべてのレベルの方に有用と思います。

 

3、ともやんテニスch

https://www.youtube.com/c/%E3%81%A8%E3%82%82%E3%82%84%E3%82%93%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9ch/videos

イケメン二人が分かりやすく解説します。

新しいサイトですが内容は豊富です。

実際にとても役立つのでおすすめです。

 

4、コミュニティーみんラボ

https://www.youtube.com/channel/UCBh7xN0KQHdfPausD15Gy8g

トッププロのコーチが基礎から丁寧に解説してくれます。

プロのフォームや試合の動画もたくさんあってかなりの充実度です。

やや上級者向けかもしれません。

 

5、ぬいさんぽ/NUI-SANPO

https://www.youtube.com/channel/UCRoRYhc3uYItHJLfIyzVI8g/videos

元インターハイ3位の方のサイトです。

軽妙な大阪弁で面白おかしくわかりやすく解説します。

彼自身のフォームは癖がありますが、それぞれに個性があってもいいじゃないかという方針です。

 

特に人気のYoutubeのサイトをご紹介しました。

今後さらに充実しそうで楽しみです。

 

Youtubeで座学をして、スクールで確認しつつ練習するのが効果的ではないかと思っています。

 

スクールに通っていると、会うのがだいたい同じメンバーとコーチになってきます。

親睦が深まって情報交換がスムーズになるのはいいのですが、マンネリ感はぬぐえません。

ある程度になると進歩が緩やかになってきます。

ある程度向上心がないと上達しないので、3年も5年も同じレベルのコースにとどまってしまうことがあります。

 

そうすると普段と違うメンバーと異なる環境で練習することも重要になってきます。

スクールのメンバーでお仲間とプレーしている方がいたら参加するのもいいでしょう。

 

私自身最近知ったのですが、コートを確保して一緒に練習やゲームをする仲間を募集するメジャーなサイトがあります。

「テニスオフ」といいます。

https://www.tennisoff.net/

 

郵便番号と自分のレベル、検索地域の範囲を入力すると募集しているイベントの情報を見ることげできます。

毎日10から20程が上がってきますので選択の幅は広いと言えます。

私はすでにいくつかの会に出席しましたが、主催者や参加される方がフレンドリーでとても楽しくプレーできています。

1コート当たりの人数は少なめで、多くの場合2から3時間なので打てる球数がスクールとは比較にならない位多いです。

練習が多い場合と試合が多い場合とがあって告知しているので選択できます。

 

スクール、Youtube、テニスオフを上手く併用して楽しく上達していただけるとテニスを続けやすのではないかと思っています。

少しでもテニスの経験がある、経験はないけれど興味がある。

そんな方はテニスを始めてみてはいかがでしょうか。

 

最後にお伝えしますが、テニススクールは一般のジムと比べてコロナの感染リスクは高くはないと考えられます。

消毒やショーシャルディスタンスなどの対策はされています。

 

 

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